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2004年05月号

こんなグループでも遊んでます

特集: 単発記事
筆者: アキト

はじめに

 ここ数年、ボクは一風かわったオンライングループにひっそりと参加して遊んでます。このグループのおかげで、遊ぶ機会もTRPGを遊ぶ知り合いも随分と増えました。

 今回は、そのグループの大まかなスタイルみたいなことを手短に書きたいと思ってます。

活動内容

 グループの活動は「メンバー有志がメンバー向けのミニコンベンションを開催する」と要約することができます。

 外部に開かれてない会合を「コンベンション」と呼ぶのかは疑問ですが、コンベンションのスタイルで遊んでるわけです。

 これ以外にも「身内で遊ぶために公共施設を予約したけど、テーブル余ってるから、参加する人いないかな。そーすると一人当たりの会場費が低くなって嬉しいんだけど」といった使われ方もしてたり。

メーリングリストの活用

 匿名性が低く、またメーラーで受信すれば確実に情報が伝達されるという点で、連絡や雑談はTRPG.NETのメーリングリスト・サービスを使ってます。

メンバーの扱い

 「会長」「副会長」といった役職は無く、メンバー間の関係は水平です。
 ただ、ミニコンベンションを企画する人はその回限りで責任者になります。

 参加費用とか細かいことは特に無いため、虎視眈々と自分の参加できそうなミニコンベンションを待つというスタイルもありだったりします。

グループ参加の手順

 グループに新規参加するには少しだけ手順を踏みます。

 まず紹介者が必須です。その上で「お見合いセッション」をしてグループとの相性を見て問題がなければOK。もちろん、グループが気に入らなければ参加しないというのもアリになってます。

 友達を誘う手順を明確にしているのは、周囲の「面白い人」をグループに入れることを推奨しているためです。基本は「面白い人の周りには面白い人が居る。その人たち同士を繋いでもっと楽しもう」なのです。

 ここらへん、話題のソーシャルネットワーキングと似てるかも。

グループの短所

 まず、コンベンションのスタイルなために、キャンペーンが遊べません。

 次いで、セッション機会が提供される保障がないというのも欠点といえば欠点です。ボクは遊びたくなったらセッション機会を作ってしまうクチなんで、そん な深刻じゃないですけどね。グループのおかげでメンバー集めは以前よりも楽になりましたし。ま、バリバリと遊びたい人には不向きかもしれません。

抱えている課題

 メンバー増に比べて「会場をとれる/提供できるメンバー」あるいは「メンバーがとれる会場」が伸び悩んでいるのが課題だったり。

おわりに

 ネットが使えるようになって、随分便利で楽になったと思います。


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