時々、応募文でこんな記述を見たことはありませんか？ セッション用チャンネルは#Garnet_桜,#Garnet_花,#Garnet_餅です ……そこなんで日本語の『、』（読点）じゃないの？ 答えは簡単です。実際に『/join #Garnet_桜,#Garnet_花,#Garnet_餅』と発言してみましょう！ もしくは一度#Garnetや#Carbuncleから退出して、『/join #Garnet,#Carbuncle』でも構いません。 やってみましたか？ ちょっと感動しませんでしたか？（笑） というわけで、この書式を使えば複数のチャンネルに同時に入室することができるのです。（発見者：みざさん。Thx a lot!） GMやイベントのマスターをするときは、この書式で告知すればたくさんの人に簡単に入室してもらえますね。 ちなみに、以前の記事で解説した右クリックメニューにも対応しています。右クリックメニューやコピー＆ペーストに対応しやすいよう、告知時には半角スペースを前後に置くとなお親切かも？
LimeChat2にはマクロおよびスクリプトのヘルプが付いています。そのうち、マクロの書式の一部がポップアップメニューの設定に転用されているのは以前触れたとおり。 そしてマクロのヘルプを見ていて、「……ん？」と目に留まったのが『おみくじ機能』でした。 「これ、ポップアップメニューにも転用できんじゃね？」 というわけでさっそく事前準備から。 好きなフォルダにtxtファイルを作り、ランダム落ちメッセに使いたい文章を用意します。 リージャ「お疲れさま。また遊んでやってね（笑）」 ネリア「（伸び）あー…………（ゴキッ） ……うわ今凄い音しなかった？！」 シェリル「おつかれさま。ゆっくりやすんでね」 ジャネット「……（・・）」「……(・・)(．．)」「（・・）ノ」 ヴィオラ「よしっ。いつもありがとねー！！ それじゃ！」 だいたいこんな感じー。一人芸に慣れてない場合は途中から恥ずかしくなってくると思います。……いや、ランダム落ちメッセが必ずキャラの台詞じゃないといけないという掟もないのですが。 下ごしらえができたら、ポップアップメニューの設定を開けてみましょう。（『設定（O）』の中にもありますが、Alt+Shift+Oで一発で出ます） 『新規(N)...』をクリックして、新しい項目を作ります。 項目名：任意 動作：Part 送信先：%a 動作の情報：$File（ファイルの絶対パス） 動作の情報に関しては、相対パスでもいいのかもしれませんがとりあえずMacrosに入れても動作しなかったので絶対パスを書いています。 絶対パスってなんだって？ えーと、C:￥とかから始まるあれだ！ マイドキュメントに作ったなら$File(C:Usersユーザ名Documentファイル名.txt)。 [...]
ここまでToyboxさんとのセッションでのお付き合いについて書いてきましたが、Toyboxさんにはもう一つ重大な使命があります。 それは…… .a カルディアグレイス .a 商品名と発言すると、amazonの商品を検索してくれるのです！！ しかし重要なのはここからです。月光華亭はサイトとIRCという両輪で動いていますが、サイトの方は管理者（私）がサーバを借りてhtmlやCGIを置いています。 ではIRCはどうなっているのかというと、月光華亭ではcre.jp系と言われるIRCサーバ群を無料で間借りしているのです。 ん？ それじゃcre.jp系はどうやって運営資金をまかなってるのでしょうか？ 答えは『有志による運営資金の援助』と『アフィリエイト』です。 .aはこのうち『アフィリエイト』に深く関わっています。Toyboxさんが.aで吐いてくれたURLをクリックしてアイテムを購入すると、運営資金としてアフィリエイトが入るのです。 なかなか近場では手に入りにくい大型書籍、ちょっと発売から時間が経って書店では見あたらなくなってしまったコミックスなど、Amazonでお買い物をする際にはぜひぜひ！ ご利用ください。 そして『みんなの前でこのキーワードは検索できないよ！』という商品をお探しのあなたにも裏テクが。Toyboxさんの持ち主であるRoleお嬢様なら、トークでもキーワードに反応してくださいます。 やり方は上メニュー『サーバ(S)』から『トーク(T)...』を選び、出て来た小窓にRoleと入れるだけ。(綴りを間違えないように！） ちなみに以前は.kというキーワードから商品が買えたのですが、こちらは仕様変更ということで、また新しいことが分かったらお伝えしようと思います。 なお、途中で触れた『有志による運営資金の援助』については、TRPG.NET補完機構のこのページをご覧ください。 サーバ運営上のウィッシュリストも公開されているので、現物をAmazon経由で寄付することも可能です。 サーバのために何かしたい！ でも技術はない……。という方、こんな形の運営協力はいかがでしょうか？
前回の記事ではソード・ワールドでのToyboxさんをご紹介しましたが、今日は月光華亭でSWの次に需要があるダブルクロスでのToyboxさん（に搭載されたOD TOOLの機能）をご紹介しようと思います。 実際のプレイ中に使う書式の他、プレイ前の準備も合わせて綴っておきます。 事前の様々な設定 ゲームモードの設定 ダブルクロス用ダイスを動かす時は、チャンネルのモードをダブルクロスにしておくと、専用の機能が使えるほか、日本語での感情表などの取得が簡単にできます。 #mode dx キャラクター名／ＧＭの設定 設定は必須ではありませんが、Nick（アンダーバーおよび数字は無視）に紐付けされたキャラ名をダイスに出力させる機能があります。こだわりがある場合は使えばよいでしょう。 Nick依存なので、PC名にNickチェンジしたあとに使ってください。また、PL名にNickを戻す前に解除してください。 #reg 茉莉花 （設定する場合） #reg （設定を消す場合） 侵蝕率基本値の設定 セッションカウンタ機能を使うことで、侵蝕率の管理が容易になります。 まずプリプレイで、侵蝕率基本値の設定をします。こちらもNickに紐付けされているので、PC名にNickチェンジしたあとに使ってください。また、PL名にNickを戻す前に削除してください。 #set [...]
先日から稼働を始めた『Toybox』。TRPG.NETの水先案内人、Roleお嬢様のおもちゃ箱というBotです。 この記事ではToyboxをソード・ワールドで使う場合、どんな機能があるのかを解説します。 Toyboxさんをご招待するには Toyboxさんをチャンネルに招くには、通常のユーザをインバイトするのと同じ方法で行ってください。この操作にはオペレータ権限（通称、なると）が必要です。この際、チャンネルログに誰が誰をインバイトしたかの表示が流れ、インバイトした人にはToyboxさんからのトークメッセージが届きます。 使い終わったら退出していただきましょう。この場合はなるとを持っていなくても構いません。.partと発言すれば退去していただけます。 セッションにおけるToybox ダイスロール OD TOOLの機能で、単純なダイスロールを行います。 ndx形式で発言したとき、nはダイスの個数、xはダイスの面数を表します。（例：2d6＝六面体が２個） この場合、全角半角は区別しません。また、コマンドの後ろにスペースを入れることで、文章を続けることもできます。 2d6+13 「これでとどめだ！」 2d6+2d6+2d6 対象ABC順に SW2_DLLの拡張機能により、ダイス式の最後に**（数字）を加えると、式の反復処理ができます。 2d6+8**2 威力表（レーティング表）の算出 OD TOOLの機能で、武器や魔法（無印では防具）の威力を算出します。 半角全角、文章、**（数字）の使用は同様です。 [...]
LimeChat2にはたくさんのショートカットキーが設定されています。ほとんどはメニューやヘルプに収録されていますが、その中でもセッションに役立つものを改めてご紹介します。 移動系 Alt+TAB これはLimeChat2固有のショートカットキーではありませんが、基本中の基本として。 ウィンドウを移動することができます。セッション中にチャットウィンドウとフロストさんのツールと登録書表示中のブラウザを行き来する時などに重宝します。 ちなみに、Altを押しっぱなしにしてTABを一度だけ押すと、一覧が出て来ます。このアイコンをマウスでクリックすることでも移動できます。 Ctrl+数字／Alt+Ctrl+数字 サーバツリーでその数字が付けられたチャンネルに飛びます。01 #geekou となっていれば、Ctrl+1で#geekouへジャンプします。 Altつきのショートカットは、10番台のチャンネルへジャンプします。 20番台以降のchがあるIRC廃はマウスを使うか次に紹介するショートカットを駆使してください。（ブーメラン） Ctrl+TAB／Ctrl+↓／Alt＋]／Alt+↓ サーバツリーで次にあたるチャンネルに移動します。この際、原則的に退室中のチャンネル（グレーで表示されます）は飛ばされますが、Alt+↓だけは無視せずに移動します。 Ctrl+Shift+TAB／Ctrl+↑／Alt+[／Alt+↑ 前項の逆順です。Alt+↑のみ挙動が違うところも同様です。 Ctrl+Space／Ctrl+Shift+Space 発言のあったチャンネルへジャンプします。前者は上から下へ、Shiftつきは下から上へ移動します。 発言系 Ctrl+Enter [...]
ことはじめということで、まずはLimeChat2におけるチャンネルの入り方について解説します。 『/join #チャンネル名』 と発言する 月光華亭では初心者さんにはこの入室方法を推奨しています。なぜなら、これ以外の方法では手順を2つ以上踏むことになって、煩雑とも言えるからです。 この操作を行った場合、後述の『チャンネルを追加』から『入る』までの操作を自動的に行ってくれます。 上のアイコン（左から四番目）または文字メニューの『サーバ』から『チャンネルを追加』（Ctrl+W）ウィンドウを出す サーバツリーでそのチャンネルを選択した上で『入る』またはAlt+Jこの操作で入室した場合、自動的に『接続時に入る』にチェックが入ってしまいます。そのままにしておくと、サーバに接続するたびに入室（またはチャンネルの作成）を行ってしまうことになり、そのチャンネルを使うマスターにとっては不都合になります。 セッションに参加したあとはチャンネルをツリーから消すか、『接続時に入る』のチェックを外しましょう。 『サーバ』→チャンネル一覧（Alt+Shift+L） でサーバ上のチャンネルの一覧を出す 「切断されることがあります」と注意が出ますが、今のところcre系のチャンネル一覧呼び出しでは起こりません。 また、この機能を使用する場合、GMがチャンネルのシークレットモードをオフにしてくれなければリストに上がることがないため、入室出来ません。 GMをwhoisしてプルダウンメニューからチャンネルを探して入る GMの名前をダブルクリック、または右クリックから『ユーザ情報...』をクリックすることで出るウィンドウをwhois機能と言います。 このウィンドウの真ん中にある『チャンネル』のプルダウンメニューから、GMが立てたチャンネルを選択して隣の『入る』をクリックします。 ただしこの場合も、GMがシークレットモードをオフにしてくれなければ入室できません。 右クリックのポップアップメニューにjoinを仕込む ポップアップメニューを編集するには、『設定→ポップアップメニューの設定...』（Alt+Shift+O）を選び、ウィンドウを呼び出します。 『新規（N）...』をクリックし、任意の項目名、動作の欄は『join』、動作の情報に『%s』を入力します。%sはログの選択範囲を意味し、ゲリラなどの告知の文章をマウスで反転させたあとに右クリックしてこれを選べば、簡単にJoinができます。 動作/送信先/動作の情報というのは、LimeChat2のマクロの用語です。内容は知らなくても大丈夫ですが、詳しく知りたい場合はマクロのヘルプをご覧ください。 [...]