2002年12月号

ステキへろへろセッション

特集: 単発記事

とあるコンベンションで「へろへろファンタジー」のGMをやらせていただき まして。そのときのお話。

■キャラクター達
・獣を手先として召還する能力をもった8歳の姫(姫)
・倒した獲物は魔物だろうとなんだろと喰らう竜の血を引く少年(喰)
・超美形で病弱な吟遊詩人、妖しげなタトゥー付(病)

 などのインパクトの強いキャラクターが参戦しておりました。ちなみに某食 玩のウサギがあったので、姫が連れてる獣は「一角うさぎ」となってました。


 彼女らが森の中をさまよっている時の一幕。ちなみにこのときのワンダリン グ表は「大きい目は危険」とゆー風になってました(プレイヤーも知ってます)。

 GM:「じゃあ誰か1D6振って」
 喰:「(ころころ) 5です」
 GM:「(ワンダリング表をチェック)…さらに1d6振ってくれる?」

 姫:「じゃあ…(ころころ) ろ、6です」
 GM:「(6か。じゃあ……)えーとね……くまがでてきました」
 病:「くまですか? たしか依頼に『くまの毛皮取ってきて』ってのがあり
   ましたよねぇ(ニヤリ)」

 GM:「姫は獣と話せるのでわかりますが、くまは姫たちをみて『ごはん、ご
   はん♪』とか言ってますよ」
 喰:「くまかぁ……普通にウマイよな(食う気満々)」
 GM:「あ、でかいくまの後ろから『こぐま』が」

 姫:「(こぐまを見て)だめ! こぐまかわいいから殺しちゃだめっ!!」
 病:「え、でも、だって依頼が……お金が……(汗)」
 姫:「だーめーっ!!」
   (といいながら仲間に向って”納得できませんわオーラ”を放出)

 病:「(やれやれ)しかたないなぁ。じゃあ姫がくまと話しつけて、闘わない
   で済むようにして下さいよ」
 姫:「うんっ」

 というわけで、交渉シーン。

 姫:「くまさんくまさん。わたしたちね、あなたたちの邪魔しにきたんじゃ
   ないから、通してくれる?」
 熊:「えー? でも、子供もおなか減ってるし、えさとれないと困っちゃう
   のよね」
 姫:「(角ウサギを見る視線に気付く)……こ、こ、これでよかったら……」
   (一番まるまるとふとったウサギの角を掴み揚げ、熊のほうに差し出す)

全員:「ウサギはかわいくないんかい!!」
 姫:「だってウサギは呼べばいくらでもくるしぃ」(*1)

 ちゃんちゃん♪

 *1 姫は「獣の王」なので、ウサギを召還することができます。

 

■おれんじふぉれすと
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