IRCに参加するにあたって配慮して頂きたいこと
切なる要望。
今後、増補されたらTRPGと創作系のIRC情報のサイトにて公開される予定です。
チャンネル(会話場所)への出入りについて
IRCではチャットルーム(会話場所)を、チャンネルと呼びます。
まずは挨拶し望みを告げてください
はじめに接続するのは #初心者 がおすすめです。初心者のかた向けに質問を受けつける、デパートのインフォメーションセンターのような役割の会話場所です。
ちなみに、あるチャンネルに参加したことは即座に他の参加者に分かるようになっています。しかし、多数のチャンネルに参加している、あるいは別のチャンネルで話をしている人は、誰かが接続したことに気がつかない・気に留めていないこともよくあります。少なくとも、挨拶くらいはして、自分の存在を示しましょう。その後数分は待って頂けるようにお願いします。
また、あなた自身は何かやりたいことがあって参加したとしても、それを明文的に告げない限りは、誰にもわかりません。きちんと動機や目的を整理して、どこでIRCをしり、何がやりたくて接続したのかを伝えるようにしてください。
TRPG系の人/チャンネルでしたら、TRPGの経験や知識についても伝えておくと、なにかと話しやすくなりますね。
IRCでは接続している間の会話しか読めません
IRCは、参加していない時間帯の過去ログは読めません。WebChatに良くあるような、入っただけで過去の数行の発言が表示される機能はないわけです。現在そのチャンネルに参加している人間だけで会話が共有されます。
たまに、何を話しているのか見に行ったつもりなのか、チャンネルに参加してすぐに出ていってしまう人がいますが、それは無駄な行動なわけですね。参加者リストから攻撃相手を物色するような人間やプログラムであると判断されて、排除されることもありますので注意してください。
なお公衆(主に公式系)チャンネル案内には、一部会話記録を自動で公開しているチャンネルの情報などもあります。会話内容を読みたいのでしたら、そちらをどうぞ。
わからないことや知りたいことは質問しよう
わけのわからないことを、わからないまま放置していてもつまらないですよね。積極的に会話に参加していくためにも、意味のわからない用語や反応があったら、積極的に質問してみましょう。
ただまあ、セッション中のチャンネルでやたらと質問するのは邪魔になりますから、そういう場合には雑談系のチャンネルで質問しましょう。大きめのセッション団体でしたら、たいていセッションのチャンネルと雑談のチャンネルは分けてあります。
公式雑談系チャンネルでの会話について
公衆(主に公式系)チャンネル案内には雑談系が多く用意されています。セッションメインではなく、友人として会話を行なうサロンやサークルボックスのような場です。
人間の友人(候補)としての対話をしましょう
こんなことを書くのもなんですが、会話相手が人間であることを理解してください。
自動的に何かサービスをしてくれる自動販売機であるかのように、勝手に要求だけ告げて、受け入れられなければ捨てぜりふを吐いて去るとか。急いで答えろと質問をして、回答があったらなにも言わずに接続を切るとか。そういう相手のされかたをして、あなたは満足できますか?
反応がないからとあせらず、じっくり腰を据えて話しましょう
仕事や学業に忙しい昼間や、既に寝ている人の多い深夜などには特に言えることですが。何十人も繋がっていても数時間ばかり話題のないことは、良くあります。
たくさんの接続者が居るからといって、反応が即座にあるとは期待しないようにしてください。他の作業をしながらですと、発言に反応するのに数分から十数分はかかることがあります。
話題がないなら知りたいことを尋ねましょう
チャンネルに参加して挨拶したあと、どんな話を普段しているのかと考えているのか、なにも話さずにいて、得るところなくさってしまう人もいます。もしも「ふだんなにを話しているのか知りたい」のであれば、まずちゃんと意図を伝えておきましょう。
なお、特定のチャンネルで話題がなく話が動いていないのには理由があります。常連は繋ぎっぱなしで複数のところに参加していますから、話題のあるチャンネルで関心のある話をしているときのみ会話をしていて、他は放置していることが多いのです。
積極的に話題を出すか質問するかしない限りは、入ってすぐにチャンネルの説明以上の話題を振ってもらえるとは考えないほうが良いでしょう。
IRCは多窓前提で平行して複数の話題で話すためのチャット環境です
WebChatなどでは、複数のチャットルームで平行して話をするのは失礼なことだと考えられていることが多いようです。
しかし、少なくともTRPG.NETでの公式系の雑談チャンネルでは、複数のチャンネル(チャットルームのようなものです)に参加することは前提のような状態になっています。二桁のチャンネルに参加していることも珍しくありません。
これは、チャンネルごとにテーマがあり、話題ごとに適切なチャンネルで話すことが推奨されているためです。パソコン関連の話題なら #ぱそ で、などですね。