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2004年04月号

しょうちゃんのこぼれ話:依頼

特集: 単発記事
筆者: しょうちゃん

 今回の特集は「依頼」。
 ということで、私が使った&遭遇した導入を紹介したいと思う。

いきなり誘拐

 これは、セブン=フォートレスのキャンペーンの第1回目のことであった。つまり、今回はPCが合流する回なのだ。

 私のキャラは8歳のお嬢様のプリーストで、なぜか、1人で旅をしていた。これは誘拐してくれといわんばかりである。
 もちろん、GMは誘拐しようと思っていた。なぜなら、誘拐されるシーンで他のPCをだし、そのPCに誘拐を阻止させることによって、合流させようとしたのであった。

 そこで、大きな誤算があった。
 誘拐が成功してしまったのである。
 なぜ、成功したのかと言うと、その場に居合わせたPCが、カラーひよこ売りに熱中しており、助けてくれなかったのである。
 呆然とするGM。誘拐が成功する事は想定してなかったため、思考停止してしまったのである。

 そこで、私はどうしたというと、その場で、フォートレスをつくり、自分のPCの救出を、他のPCに依頼したのであった。

ロイヤルストレートフラッシュ

 テラ:ザ・ガンスリンガーと言うゲームがある。
 西部劇ファンタジーと言うようなシステムだ。

 このゲームの判定は、トランプで行う。そして、各自5枚ずつ持っている。
 つまり、ポーカーができるのだ。
 素晴らしいことに、ルールブックにドロウポーカーのルールが載っているのだ。
 それを活かさない手はない。

 西部劇だから、もちろんギャンブラーがいる。
 なぜか、彼の手には、ロイヤルストレートスラッシュがあった。セッション開始時にシャッフルした後PL全員にトランプを配ったのにだ。
 もちろん、仕込んでいるのである。

 そんな彼にGMはポーカーをしようといった。
 もちろん、彼はこころよくうけ、自信満々にカードを広げた。
 しかし、GMの手にあったのは、4枚の”2”と大失敗を示す赤いジョーカーであった。
 そして、負けたギャンブラーに、GMは悠然と今出来た借金の額とそれを返済できる依頼を説明し始めるのである。
 ちなみにこのゲームのGMは、ディーラーという。


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