ステキへろへろセッション
とあるコンベンションで「へろへろファンタジー」のGMをやらせていただき まして。そのときのお話。
■キャラクター達
・獣を手先として召還する能力をもった8歳の姫(姫)
・倒した獲物は魔物だろうとなんだろと喰らう竜の血を引く少年(喰)
・超美形で病弱な吟遊詩人、妖しげなタトゥー付(病)
などのインパクトの強いキャラクターが参戦しておりました。ちなみに某食 玩のウサギがあったので、姫が連れてる獣は「一角うさぎ」となってました。
彼女らが森の中をさまよっている時の一幕。ちなみにこのときのワンダリン グ表は「大きい目は危険」とゆー風になってました(プレイヤーも知ってます)。
GM:「じゃあ誰か1D6振って」
喰:「(ころころ) 5です」
GM:「(ワンダリング表をチェック)…さらに1d6振ってくれる?」
姫:「じゃあ…(ころころ) ろ、6です」
GM:「(6か。じゃあ……)えーとね……くまがでてきました」
病:「くまですか? たしか依頼に『くまの毛皮取ってきて』ってのがあり
ましたよねぇ(ニヤリ)」
GM:「姫は獣と話せるのでわかりますが、くまは姫たちをみて『ごはん、ご
はん♪』とか言ってますよ」
喰:「くまかぁ……普通にウマイよな(食う気満々)」
GM:「あ、でかいくまの後ろから『こぐま』が」
姫:「(こぐまを見て)だめ! こぐまかわいいから殺しちゃだめっ!!」
病:「え、でも、だって依頼が……お金が……(汗)」
姫:「だーめーっ!!」
(といいながら仲間に向って”納得できませんわオーラ”を放出)
病:「(やれやれ)しかたないなぁ。じゃあ姫がくまと話しつけて、闘わない
で済むようにして下さいよ」
姫:「うんっ」
というわけで、交渉シーン。
姫:「くまさんくまさん。わたしたちね、あなたたちの邪魔しにきたんじゃ
ないから、通してくれる?」
熊:「えー? でも、子供もおなか減ってるし、えさとれないと困っちゃう
のよね」
姫:「(角ウサギを見る視線に気付く)……こ、こ、これでよかったら……」
(一番まるまるとふとったウサギの角を掴み揚げ、熊のほうに差し出す)
全員:「ウサギはかわいくないんかい!!」
姫:「だってウサギは呼べばいくらでもくるしぃ」(*1)
ちゃんちゃん♪
*1 姫は「獣の王」なので、ウサギを召還することができます。
■おれんじふぉれすと
http://www.trpg.net/user/orefo/