2002年12月号

シナリオ「日シナの理緒ちゃん」

特集: 日シナの理緒ちゃん
筆者: ちた・まみむめ

■シナリオ

1.
 スケート場。休憩中の理緒と、その友人の真冬子が話しこんでいる……
 理緒 「良かったね、スケートの大会に出場できるようになって」
 真冬子「うん、お互い頑張ろうね」

——

2.

 理緒 「フリー演技の組立て、頑張って考えなきゃ」
 真冬子「難しいよねえ。悩めば悩むほどドロ沼って感じで、嫌になっちゃう」

——

3.

 真冬子「あーあ、芸術的に、ぱっぱっと構成をまとめる才能が、簡単に身に
    付く方法があったらいいのに」
 理緒 「それなら、日シナのマスタリング講座がお勧めよ」

——

4.

 理緒 「60年の実績がある日シナのマスタリング講座は、超一流の先生方が
    親切ていねいに指導して下さるから、解りやすくてためになるのよ」

——

5.
 理緒 「バインダー式で扱いやすいテキストと、実用新案のマスタリング練
    習機があれば、行き詰まったときでも安心なの」
 真冬子「ふむふむ」

——

6.
 理緒 「1日20分の練習を続けるだけで、シナリオ検定にも楽々合格。シナ
    リオ1級の合格者の9割以上が、日シナの出身なんですって」
 真冬子「うん、これなら、私にもできそうだわ」

——

7.

 場面かわって、スケート大会の会場。

アナウンス「『迷宮に挑む盗賊』をテーマにした、椎名理緒さんの演技が終了
     しました」

 真冬子「お疲れ様、理緒ちゃん。とっても面白かったと思うよ」
 理緒 「みんなも、なんか言葉もない……って感じだね」

——

8.

 真冬子「呆れてるようにも見えるけど」

 理緒の点数が表示される。

 理緒 「って、低っ」

——

9.

 理緒 「あー。……今回はちょっと滑ったかな、って気がするなー」

 転ぶ真冬子。

■マンガ
http://trpg.net/webzine/200212/rio-chan-manga_1.html


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)