2003年08月号
一言アドバイス:逆転
特集: 単発記事
筆者: OTE
対決がらみでなんか書いてと頼まれた。しかも四百字である。これは非常に微妙なのだがなんとかしてみよう。対決に必要なのは、決着が明確に付く事。後腐れない事、だろう。後は、逆転という要素をいかに盛り込むか、という点に尽きると思う。
逆転を盛り込むためには、幾つかの仕込が必要だ。紙面も限られているので、一つだけここに記そう。
私が多用する逆転パターンは、「正体こそが弱点」というもの。とにかく、序盤、PCがやり込められたりするのは敵の正体が分からないからだ、とするパターンだ。もちろん、実際には幾つかの要素を加えるのは当然だ。
敵の正体と言うモノは、シナリオを進めていけば自然わかるものだ。自然の流れと言っても良い。この流れを利用して自然とPCの側に勝利がやってくるように仕向けるのだ。もちろん、勝つのが分かりきってしまってはぶち壊しである。お気をつけあれ。