D&D原理主義者
Class Act: The Dungeons & Dragons Fundamentalist
Dungeons & Dragons Fundamentalist(D&D原理主義者)は、D&D知識、ルール、及びマスタリングの達人である。彼女等はD&Dの大義、D&Dのプレイヤ、D&Dのルールを代表し、それらのバックアップを受けた勇者であり、アンチD&Dプレイヤを殲滅する狩人でもある。彼女達は、しばしば彼女を信頼する者達から畏敬の念を込めて「マスタ」と呼ばれる。
Fundamentalist(=原理主義者)という名の通り、このキャラクタはD&D技術を学んだ熟練の戦士である。D&D原理主義 者の隊列は厚さ10フィートのルールブックより遙かにオフィシャル性の高いルールであり、アンチD&Dプレイヤにとっては遙かに危険である。
前提条件
特技: 《統率力》
技能: 〈職能(ダンジョン・マスタリング)〉4、〈知識(D&D)〉4
特殊: 出身世界がグレイホークであること
クラスの特徴
ヒット・ダイス: d8
技能ポイント: 4+【知力】修正値
クラス技能: 〈聞き耳〉、〈交渉〉、〈真意看破〉、〈職能(ダンジョン・マスタリング)〉、〈製作(ミニチュア塗装)〉、〈精神集中〉、〈捜索〉、〈知識(D&D)〉、〈はったり〉。
レベル | 基本攻撃ボーナス | 頑健セーヴ | 反応セーヴ | 意志セーヴ | 特殊能力 |
---|---|---|---|---|---|
1 | +1 | +0 | +0 | +2 | マスタの洞察、ディテクト・アンチD&Dプレイヤ |
2 | +2 | +0 | +0 | +3 | アンチD&Dプレイヤを討つ一撃 1/日 |
3 | +3 | +1 | +1 | +3 | 原理主義のオーラ、ドラゴンの健康 |
4 | +4 | +1 | +1 | +4 | アンチD&Dプレイヤを討つ一撃 2/日 |
5 | +5 | +1 | +1 | +4 | ダイ・フォー・ユア・ゲーム |
マスタの洞察(変則)
D&Dに関係する〈交渉〉、〈はったり〉、〈真意看破〉及び〈職能(ダンジョン・マスタリング〉)、〈知識(D&D)〉の判定に+4の洞察ボーナスを得る。
ディテクト・アンチD&Dプレイヤ(疑呪)
アンチD&Dプレイヤを感知する疑似呪文能力を回数無制限で利用できる。ディテクト・アンチD&Dプレイヤについてはディテクト・イーヴルを参照せよ。アンチD&Dプレイヤの放つオーラの強度は邪悪な来訪者に準ずる。
アンチD&Dプレイヤを討つ一撃(超常)
1日に1度、D&D原理主義者は、アンチD&Dプレイヤに対して強烈な一撃を通常の接近攻撃として試みることができる。彼女は命中判定に+4のボーナスを得、且つD&D原理主義者レベルの2倍をダメージに追加することができる。もしD&D原理主義者が、アンチD&Dプレイヤではない生物に対して一撃を試みても、上記の効果は得られない。D&D原理主義者レベルが4になると、1日に2度できるよ うになる。
原理主義のオーラ(超常)
彼女はアンチD&Dプレイヤによる[恐怖]及び[精神作用]に対して完全な耐性を持つ。また彼女の周囲10フィートにいる味方はアンチD&Dプレイヤからの[恐怖]及び[精神作用]に対して+4の士気ボーナスを得る。
ドラゴンの健康(変則)
D&D原理主義者は、土曜日、日曜日、祝日及び休日(有給休暇なども含む)には如何なる病気、呪いにも掛かることは無い。それ以前に掛かった病気、呪いも休日になると一時的に回復し、休日が終わると同時に再発する。
ダイ・フォー・ユア・ゲーム(変則)
D&D原理主義者の存在は、彼女の仲間(原理主義者の仲間の事をしばしば「プレイヤ」と呼ぶ)を奮起させ、彼女の信義の為に究極の犠牲を払うように促す。誰でも彼女の30フィート以内にいる味方であれば、満身創痍状態や瀕死状態のペナルティを一切無視して戦い続けることができる。彼等は自分達のヒット・ポイントが-10になるまで戦い続ける。
行動規範
原理主義者達は自らに厳しい《誓い》を課しており、それを破った原理主義者は直ちに元D&D原理主義者となり、基本攻撃ボーナス、セーヴィング・スロー、技能、及びヒット・ポイントの以外の一切のD&D原理主義者能力を失う。
《誓い》とは、
- 原理主義者はウィザード・オブ・ザ・コーストから発売される、全てのオフィシャルルールブック及びサプリメントを購入し、これを保持しなければいけない。しかし、その全てを常に所持している必要は無い。
- 原理主義者は常にプレイヤーズ・ハンドブックを所持していなければいけない。
- D&Dが貶められる発言や行動を発見したら、即座にそれを修正するよう試みなければいけない。
- オフィシャルルールブック、サプリメントに記載されたらあらゆるルールを尊重し、これを体現しなければいけない。また、これらのルールに反する行動を取ってはならない。