月光Wiki講座、二日目のお題は『リンクとリスト』。Wikiの編集に欠かせない基本的な記号です。
今回からは、実演として月光華亭Wikiにページを作ってみましたので、並べてご覧ください。→こちら

さまざまなリンク

[[月光華亭Wiki]]

　基本的にリンクは[[]]で囲われているものがそうだと覚えておけば問題はないです。
　ただし、ページ作成の時に少し触れたように、既にページが作られている文字列には自動的にリンクします。

[[トップページはこちら>月光華亭Wiki]]

　リンクを[[a>b]]のように>を使って表記すると、ページには文字列aが表示されますが、飛ぶ先のページはbになります。

[[URLを指定:http://www.geekou.net/wiki]]
http://www.geekou.net/wiki

　リンク先にURLを入れたい場合は、URLをそのまま書くか、[[a:b]]の形にします。aにページタイトルを入れたりして使います。

アンカー

　htmlを扱える人には<a name=””></a>でおなじみの、ページ内部のジャンプポイントが作れます。

[[下に飛びます>./#anchor]]
&aname(anchor){ここに飛びます};
[[もっと下に飛びます>./#anchor2]]
&aname(anchor2);

　ジャンプ先に&aname(アンカーの名前){表示する文章（省略可）};を用意して、[[ページ名#アンカーの名前]]を記述すれば飛ぶことができます。
　同じページに飛ぶ場合は、ページ名のところに./を入れます。ページを擬似的に階層構造化しておけば（他のページ名/を含むページを作る）../も使えます。
　そしてこの機能は次項で扱う見出しにも利用できます。

見出し／リスト

*見出し１ [#w4b605d6]
**見出し２ [#scff4299]
***見出し３ [#w778920e]

　<H1>から<H3>にあたる見出しです。
　通常、*を文頭に持ってきて一度更新すれば、後ろの[#w4b605d6]のようなものは勝手に付いてきます。
　そしてなんと、この[#w4b605d6]はアンカーとして使えてしまいます。このページの場合は、[[WordPress_Tips#w4b605d6]]で直接飛んでこられるようになるのです。

-番号なしリスト階層１
–階層２
—階層３

+番号付きリスト階層１
++階層２
+++階層３

　丸や数字で箇条書きにしてくれる機能です。-や+を続けて書くと上の箇条書きの入れ子になります。-と+は階層が違えば混ぜて使うこともできます。
　通常は、-ひとつだったら-ひとつだけを複数の行に付けて使います。

:定義リスト|階層１
::定義リスト|階層２
:::定義リスト|階層３

　ある項目の見出しとその解説を作れる書式です。用誤辞典などに使っています。
　これも入れ子構造が作れます。

その他

改行~

　月光華亭Wikiは、基本的にユーザが入力したとおりに改行しますが、本来は文末に~などを付けないと改行してくれません。他のPukiWikiを触るときには使う機会もあるでしょう。

改行２↓
#BR

　そしてたくさん改行したい場合はこちら（月光Wikiでは必要ありませんが）。#BRは他の記述と混ぜて使えないので注意です。

改行３&br;

　これは案外使うかもしれません。というのは、上で触れたリスト構造の文章は&br;でなければ改行できないからです。
　リストの中で改行を使いたい場合は、この文字列を使いましょう。

次回予告

　次回もまたPukiWikiの書式についての記事になる予定です。ただし、ややお堅かった今回とは違い、フォントや文章の装飾を予定しています。
『今回のアレがわかんないんだけど』『フォントの装飾ならあれをやってほしい』などなど、ご意見ご質問お待ちしています！